🏁 OWCS Japan Stage 2 概要

  • 期間:2025年5月12日〜6月22日
  • 会場:オンライン+オフライン(東京・上野 esports Style UENO)
  • 参加チーム:12チーム(2グループ制)
  • 賞金総額:33,500ドル
  • フォーマット
    • レギュラーシーズン:グループ総当たり(Ft3)
    • シーディング&LCQ
    • 地域プレイオフ(Ft4)

🥇 Stage 2 プレイオフ結果(6月22日終了)

順位チーム名賞金次ステージ備考
1位VARREL$5,850Stage 3シード、Midseason Championship出場圧巻の全勝優勝
2位REJECT$5,850Stage 3シード※Midseason出場なし
3位PNHB$4,400Stage 3進出安定感ある実力派
4位Aplomb Tiger$4,400Stage 3進出LCQ経由の快進撃
5位Inferno, Lazuli各$3,200Stage 3進出初の上位進出

❗Midseason Championship 日本代表

2025年EWC(Esports World Cup)で行われるMidseason Championshipの日本代表枠は1枠。これを獲得したのは以下のチームです:

  • VARREL(Stage 2 優勝)
    圧倒的な試合運びでREJECTを4–0で下し、唯一の日本代表として出場権を獲得しました。

🔎 REJECTの立ち位置と背景

REJECTはStage 2のレギュラーシーズンとシーディングマッチで無敗の快進撃を見せ、プレイオフ決勝へと駒を進めました。特にKaliosやEdisonといったOWL経験者を擁し、戦略・個人技共にトップレベル。

しかし、決勝ではVARRELのマクロとヒーローバン対応に苦しみ、0–4と完敗。Midseason出場には1位が絶対条件だったため、REJECTは惜しくも出場権を逃しました。


🧩 メタと戦術傾向

  • ヒーローバン制の導入により、チームごとに戦術が多様化。
  • VARRELはマップ毎に最適解のヒーローローテを展開。特にSupportやDPSの連携が抜群。
  • Redditでも「VARRELの戦術理解度はアジア最上級」と評価される一方、「REJECTはHero Poolの幅に課題がある」との指摘も。

📺 配信と反響

  • Twitch/YouTubeのOW ESPORTS JAPAN公式で配信。特に決勝戦の同接数は過去最多を記録。
  • 会場観戦者からは「VARRELの読みが1枚上」「REJECTのピックが固定的」とのリアルタイム反応も。

🔮 今後の注目点

  • VARRELは2025年7月末のMidseason Championship(EWCサウジ大会)にて、アジア・EMEA・北米の強豪と激突予定。
  • REJECTはStage 3(夏季リーグ)でのリベンジを目指し、チーム構成の調整や再編があるか注視される。
  • PNHB・Aplomb Tigerなどもプレイオフ常連化しており、日本シーンの競争激化は今後も続く。

✅ まとめ

2025年OWCS Japan Stage 2では、VARRELが唯一Midseason Championship出場権を獲得。REJECTは準優勝となったものの、出場条件に届かず代表枠を逃しました。この結果、VARRELがEWC世界大会に進出し、日本のeスポーツ界における存在感をさらに高めています。Stage 3での再戦や新戦力の台頭にも期待が集まる今、Overwatch 2日本リーグはまさに激動期を迎えています。